何となく定年を迎えてはいけない二つの理由

ほとんどのサラリーマンはいつか定年を迎えます。定年後の生活を謳歌しようと希望を膨らませている人も多いはずです。しかし、現実は甘くありません。落とし穴がいたるところにあるのです。何となく定年を迎えると、気が付けば穴の底でもがいているなんてこともありかもしれません。

理由その1 お金の落とし穴
誰もが健康保険に加入しています。働いている時はあまり意識していませんが、実際はかなりの金額を収めています。保険料は年収に対して負担割合が設定されるので、年収が高くなる定年期は健康保険料も高額となるのです。このことを知らずに定年、つまり無収入となった瞬間に国民健康保険として前年の高額な健康保険料が設定されるのです。月に7万円以上も納めなくてはならない(年間84万円以上)場合もあるので注意が必要です。

理由その2 居場所の落とし穴
定年後に心配すべきことはお金だけではありません。生活水準を落とせば貧しくても何とかやっていけますが、「心」の問題だけはどうにもなりません。仕事しかしてこなかった男性は趣味や生き甲斐、家庭での居場所が無く、場合によっては熟年離婚の危機に直面します。平均寿命が長くなった女性はパートナーに先立たれ、一人暮らしを余儀無くされてしまいます。定年後に待っているのは耐え難い「孤独」なのです。定年を仕事の終わりとして捉えるのではなく、新しい人生を歩み出すスタートラインとして考えて行かなければならないのかもしれませんね。